変わりたい、きれいになりたいと小学生の頃から思っていました。でも具体的に何をしていいかもわからなかった。
資金もなかったため、服やコスメを買い揃える…なんてできませんでした。働きだしてからお給料をもらえても、生活を支えて貯金をつくることを優先していました。まとまった金額の貯金ができて初めて、余剰資金で歯列矯正をしました。
口元の印象は変わりましたが、それだけ。鏡に映る自分は相変わらず冴えなかった。今なら何故だかかわかる。
自分に手をかけていなかったから。
ジムでバレエとヨガのレッスンを受けていた時に、綺麗な先生を見て、鏡に映る自分に心が暗くなっていった。
鏡に映る自分に自信が持てるようになるまでに、理想と現実のギャップを埋めるためにした多くのことを振り返ります。
- はじめに
- キレイになりたい
- お風呂に入って体を洗い、ムダ毛処理をする
- 髪の毛を洗う、ヘアケアをする
- 着るもの、身につけるものを洗う
- 歯磨きを念入りにする
- 健康的な食生活とダイエット
- 背筋を伸ばす、あごを引いて姿勢をきれいにする
- 美容院に行く
- お化粧をはじめる
- 音を立てないようにする
- 発言に気をつける
- 口角を上げる
- 服を買う
- バッグ・シューズを買う
- ボディケア、スキンケアに気をつかう
- ドライヤーを買い換える
- 下着を買い換える
- パーソナルカラー診断を受ける
- パーソナルスタイル診断(骨格診断)を受ける
- 眼瞼下垂の手術を受ける
- コンタクトレンズにする
- 化粧をする2
- 大人としての振る舞いを身に付けたい
- 中身がないのが気になる
- 人からの扱いが変わる
- 自分と向き合うのは苦しくて辛い
- 変わっていくのは楽しい
- 外見が変わって、一番変わったのは内面だった
はじめに
最終的なゴールは、一人の人として扱われること。
一人の社会人女性として丁重に扱われることを目標としていました。
目指すのは上品な雰囲気であり、一緒にいる人に恥をかかせないような、キレイ目の雰囲気。
仕事も頑張ってやっていますし、結果も出していますが、見た目が及ぼす影響が大きいのもわかってきました。
街ですれ違いざまに暴言を吐かれたり、混み合う電車でぶつかったりしても露骨に嫌な顔をされたり。そんなことが多かった。
何をしても良い、いい加減に扱っていいと思われないことを目標に、
いろいろやってみて見た目が変わった結果
キレイになるのはより快適に生きる手段。
キレイに見せるのは技術。
そう考えるようになりました。
一人暮らしをしながらだったので、経済的な余裕はあまりなかったため、歯列矯正のように大きくお金をかけたものもありますがこれはもう別格。
それ以外は初めの予算を10万円で、その後のランニングコストは月2万ほど、ボーナスなどで余裕があればその都度追加…と言った感じで進めていきました。自分で言うのもなんですが結構シビアな金銭感覚だと思います。
キレイになりたい
キレイになりたいと思った時に、こうなりたいなと思う理想の人物像を具体的に固めていきました。途中、いいなと思う人に出会ったら憧れの像をその都度追加、修正していきます。
友人や職場の先輩方、あの人のいいなと思う部分を少しずついただいて、自分のこうなりたいイメージを膨らませ、固めていきます。
私がこうなりたいなと思ったのはヨガの先生でした。バレエも教えていてセンスがよくて素敵でこうなりたいと思う女性です。
自分を変えていく中で、いろいろ調べていくうちに出会った一つの理想像があります。
それは美人でないとなれない女性の花形職業、客室乗務員。美貌と知性と品格があり、優雅な美しさ。
@コスメ公認ブログのCREW WORLD
https://www.cosme.net/beautist/article/2104562
客室乗務員(CA)さんによる美容ブログなのですが、
自分の目指す先はここだったのかと、電流が走りました。
こういう風になりたいと理想像が一気に固まり、方向性が具体的になりました。
清潔感があって、きれいにお化粧をしていて、髪の毛もまとまってツヤがあって…。
シワがなくて、キレイな服を着ていて…。
立ち居振る舞いも優雅さがあって、…。
どこかひとつ飛び抜けているのではなくて、外見だけでなく、立ち居振る舞い、持ち物、対応など、ありとあらゆる点バランスの良い人物像を描きました。
あとは自分をその方向に寄せたり、ギャップを埋めための工程をひたすらくり返していきます。
理想の人はどのようなことをしているか、自分では気がつけなった部分が買いてあったのでとてもよかったです。
内面は変えなくて良い、書いてあることを真似すれば良いと、
割り切っているので行動に移しやすかったです。

フツウの私を120分で品格(オーラ)のある女性にして下さい!
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お風呂に入って体を洗い、ムダ毛処理をする
それまでお風呂に入っていましたが。マイナスの要素を取り除くこところからはじめました。あと学生時代に臭いと言われたのがトラウマになっていたのかも。ボディソープで洗うのと2週に1回ピーリングをしています。顔に使う角質オフのものを、体の首裏〜背中にかけてや肘、膝、かかとなどの洗いにくい場所やざらつきやすいところを中心に使っています。

明色化粧品 DETクリア ブライト&ピール ピーリングジェリー 180mL
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ムダ毛処理もこのタイミングではじめました。腕、脇、手、指、脚、肩、顔をやりました。カミソリはT字ならジレットヴィーナスがきれいに剃れるようで、評判が良い。実際仕上がりの肌触りが滑らかできれいに剃れて好き。今も使っています。
顔は電気カミソリ(フェリエ)を使用。私はフェリエをこのタイミングで買いました。そしてまだ現役で使っています。

パナソニック フェイスシェーバー フェリエ ピンク ES-WF61-P
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髪の毛を洗う、ヘアケアをする
それまで髪の毛を洗っていましたが。ただ、ケアの仕方を知らなかった。実家にあるドライヤーはくるくるドライヤーだけで、髪の毛を乾かすものではなく髪の毛を洗ったらドライヤーで乾かすなんて知らなかった…。今まで自然乾燥だったし、なんなら生乾きでも寝てた。そういうのはダメだったのもこの時知りました。
ドライヤーをビックカメラで3,000円程のものを購入して、ヘアオイルもつけるように。量の調節が難しくて、はじめの頃ベタベタになってた。ドライヤーは後に買い換えました。
着るもの、身につけるものを洗う
キレイな人はヨレヨレでシワだらけの服は着ないし、シミの目立つ服は着ない。汗臭くもないし、柔軟剤の匂いをプンプンさせたりもしない。経済的な問題でまだ服にお金をかけられなかったので、服を買い足したり一新したりはできなかった。身につけるものを清潔に保つことで、ぱっと見たときの印象が良くしてた。
歯磨きを念入りにする
歯列矯正をしていたので、歯磨きはしていたし口内環境は良い方だったと思う。息が臭いと指摘されたことがあって、より念入りに口内の手入れをするようになった。電動歯ブラシで磨いて、フロス。あとブレスケア。飲むタイプレモンは効く。
健康的な食生活とダイエット
息の臭いは胃の調子の悪さから来ていたようで、歯磨きだけではどうにもならず。根本治療したかったので、消化のいいもので胃をいたわりつつ体調を整えていきました。
また同じ時期に別件で体を壊し、医者に勧められたのが軽い運動。当時、身長158cm、体重51kg、体脂肪率29%。ほぼ標準体型。会社の福利厚生で1回1,000円の都度払いができるスポーツジムに通いだした。はじめは筋トレのつもりが、バレエエクササイズのクラスに参加。
これが楽しかった。運動は嫌いだし、体が硬かったし動きもギクシャクしていたけれど、鏡で自分の動きを見ながら、先生の真似をして柔らかい動きになるように研究。背筋をまっすぐにするように意識もした。本当に猫背治った、意識すごい。先生は明るくて素敵な人で、今でも目標とする存在の一人。
学生時代、体育の授業が苦手だったけど、あれは運動そのものが嫌ではなくって、「はい、2人組つくってー」や公開処刑などの要素が嫌いだったんだと今になって思う。
筋力がなくて上体起こしは5回が限界だったのが、週1回で4回行ったら今までできなかった、腹筋に力を入れるの意味がわかるようになった。今まで「腹筋に力を入れて!」って言われても腹筋運動ができなかったのは、「力の入れ方がわからなかった」んだなと。スポーツジムで体を動かすのは楽しかったので、今でもゆるゆる続けています。
背筋を伸ばす、あごを引いて姿勢をきれいにする
この辺はバレエエクササイズのクラスに参加して先生から指摘された点。猫背になって首が前に、お尻が後ろに出ている、その姿勢だと首も腰も痛めやすい。体を壊していたこともあって、この時から姿勢は意識するようになりました。背筋をまっすぐ、肩は内から外に回して頂点でストンと落とす、耳の位置は肩の真上で前に出さない。
ジムにあったストレッチポールにも乗っています。これも良い。胸が開くの意味がわかるようになったし、自分ではまっすぐだと思っていた顔の位置が、左に傾いていた。直すように意識しました。2ヶ月ぐらいで猫背と首は改善。気が付いたときに直す…を繰り返していたら、まっすぐにしているのが普通になった。
意識すごい、習慣すごい。
背筋がまっすぐにするとノートパソコンが使いにくい。机に直置きにすると、どうしても首が前に出てしまう。せっかく姿勢が良くなったのに、パソコンのために猫背に戻るのは嫌だなと、今は台を使ってパソコンごと位置を上げています。

Rain Design mStand 360 アルミニウム製 回転型 ノートPCスタンド スペースグレイ RND-ST-000007
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美容院に行く
働きはじめの頃は経済的に余裕がなくて、美容院に行けず。それでも髪の毛切りたい欲は定期的に来る。そんな時はカットモデルに応募して1000円ぐらいで切ってもらってた。それも美容師さんが退職されて終わってしまいましたが。
それ以来決まって通う美容院はなく、ホットペッパーとかで探しては変え…のようなことをしていました。すると自分の希望する髪型を毎回伝えなければならず、しかも伝わるか伝わらないかの綱渡り。ちょっと違う…となったこともたくさんあった。
ある時街を歩いていて、割引券をくれた美容院に行ってみると、私の希望に近い髪型にしてくれ、上手かったのでそのままそこに通っている。「髪の毛を下ろしていてもハネないようにしてください。朝ブローはしなくても、あまり手をかけないでそれなりに見える感じでお願いします。」これがここ5年ぐらいの毎回のカットのオーダーです。担当さんが変わっても同じオーダーをしています。
その次の時に思い切って人生初のカラーをしてみました。色は6番と7番の間ぐらい。ダークブラウンです。染めてすぐは「違いがよくわからない…。」でしたが、少し落ち着いてくると顔まわりや服装ともなじんで印象が柔らかくなった。
ちょっと変わったんだな…と思った。
今は声をかけてくれた美容師さんもお店を辞められましたが、そのままその美容院でカットとカラーをしてもらっています。
お化粧をはじめる
それまで日焼け止めを塗るだけで、粉のキュッキュッとした感触が苦手。しかし何よりも面倒で化粧はしない派。しかも職場でも不都合はなかったため、仕事のためにやる気はなかった。
ちょうどその時期に人事異動があり、駅から15分歩くところに配属になってしまった。真夏の炎天下を15分歩く。さすがに日焼け止めは今までよりも塗らなきゃ。そうすると白く残るので、上からお粉で抑えたい。軽く化粧するかと、ゆるく一念発起。
新しい職場にいた後輩はしっかりメイク派で、彼女たちに何を使ってるのか教えてもらってました。
就職面接と新人時代以来のお化粧。当時よりも視力が悪くなっていて、メガネを外したら鏡の中の自分が見えないところからのスタート。日焼け止め、パウダー、眉、チーク、リップを軽く。それがメガネを外した状態でできる限界。全体的なバランスが視力的に見えないし、バランスは悪かったと思う。
それでもお化粧をするという私にとっては大きな一歩でした。
パウダーはエテュセBBパウダー
眉毛はエテュセ チップオンアイブロウ

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チークはNARS(就職面接の時からのもの)
リップ オペラ リップティント
あとはCAさんつながりでyoutuberのChiakiさんのメイク動画も見て全体の雰囲気を真似しています。
CAメイク動画はすごく役に立ちました。英語動画や旅動画も見ていて楽しいです。
音を立てないようにする
扉をバタンと閉めたり、キャビネットを大きな音を立てて閉めたりといったことに気をつけるようになりました。
できるだけ静かに。 確かに隣で扉をバタン!て閉められるとビクッとすることは多いし、物も壊れやすくなるので良いことはない。
自分が気をつけていると、トイレのドアなどを他の人が扉を大きな音を立てて閉めたりといったことが気になります。こう見られていたんだなと反省。
発言に気をつける
人前でしゃべるのが苦手で、ネガティブ思考が強くて、全てにおいて否定しがちでした。とりあえずネガティブなことは思っても口に出さない。思っても良い、口には出さないを徹底。たくさん話す必要はなかった。立場にもよりますが。
口角を上げる
元々の唇の作りなのかはわかりませんが、口がへの字に見えて不機嫌そうにみえるらしい。実際の機嫌はどうあれ、そう見えるらしい。元々の顔がこうだからと言っても、そう見えるものはそう見えるらしい。正直、受け入れるのが辛い事実。でも受け入れるしか、変わる道はない。
口角を上げるのを意識して1週間は顔の筋肉的にも辛かった。表情を作るのが苦手で、人前で笑えなかった*1ので顔の筋肉がなくて、ほっぺが筋肉痛みたいになって痛かった。
1ヶ月で習慣づいてきて、少なくとも下向きではなくて平行までには持ってこれた。せめて人といる時は笑うようにしよう、ニコニコするよう努めた。もちろん嫌な思いをした時はニコニコなんてしないが。
一気にできる変化ではないし、1回やったから劇的に変わるものではないので。少しずつ習慣化。主に仕事中に、この分やってる間は口角あげていようみたいな感じで。その時間を少しずつ増やしていって、今に至る。今でも全部の時間はできてない。
服を買う
ときめく服のみ残す、こんまりメソッドで身の回りの物を片付けたら着るものがなくなった。今にして思えばよくあんなにヨレヨレの着てたなと思う。お金の無い時期にリサイクルショップで買ったものばかり。
新しく服を買う基準は、私が綺麗に見えるて、魅力的に見えること。体のラインがきれいに見えて、下品にならないこと。サイズ感、色、柄、型、生地、洗濯のしやすさ、そして気にいるか。お店によって生地の質も違います。手触りがまず違う。必ず試着をして、サイズ感、顔映り、着心地、動きやすさ、洗濯のしやすさなどから買うかどうかを判断。
特にサイズ感が重要で、ここが決まらないともっさりする…。これだ!というものがあれば、お金に糸目はつけない勢いででした。。
気に入った型は色違いを3色買ったり、同じカットソーを3枚ぐらい買ったり。
数をこなしてわかるようになったのは、値段と質は比例しない。高めでも毛玉ができやすいものもあれば、お手頃値段でも丈夫なものもある。
試着して希望に合わなければ買わない。いろいろ見てからにしますと保留。店員さんを「うまく使える」ようになってから服を買うのが少しずつ楽になった。とにかくいろいろなお店をまわりました。
結局、ユニクロやGUでリブカットソーを、ユニクロとロペピクニックでスカートを買うところで自分のスタイルが落ち着いた。 ユニクロやGUで買うのは、商品を全部自分で見つけて、サイズ感なども自分でジャッジしなければいけないので、初めのうちはハードルが高かった。
私はふわっとしたトップスだと余計に太って見えるので、トップスは細身のカットソー、ボトムスはロングスカートに今のところ落ち着いている。この格好で海外旅行も行ってますが、変な接客はされなかったし、窓ぎわや景色のいい席、きれいな店内を見渡せる席に通されることもあったのが嬉しかったな。
気がついたのは、毎日違う服装をしなくてもいいということ。ぱっと見て、それなりに見えることを私は重要視していて、いつもと同じでもいつもそれなりに見えるならそれでいい。という結論になりました。印象を変えたい時は色が明るいものにします。
バッグ・シューズを買う
バッグ
この時点で使っていた帆布のカバンも薄汚れていて、清潔感とは程遠くなっていたので思い切って鞄を買い換えた。通勤用も兼ねていたので思い切ってコーチのキャンバスバッグをアウトレットで購入。A4が入って軽くて丈夫でシルバーカラーでツヤ感もあって、服装とのバランスもよく、何よりも好きだった。
1万円超える鞄を買ったのは初めて。最後は本当に使い倒したと言えるぐらいまで気に入って3年ぐらい使いました。「本当に気に入ったものにはお金を出す」方針が固まってきたのもこの頃でした。
靴
実家の父親の愛用の靴はヒラキでした。私も子供の頃はヒラキの靴だったんですが、足に合わなくて痛くなることが多かった。でも買い替えは禁止。お金がかかるから。以前は地下街で安売りのパンプスを買っていたけれど、足に合わず靴擦れしたり、ヒールが安定しなくて歩きにくかったり。
またスニーカーを買ったらつま先がきつくて、最終的には頭痛までしたこともある。そういった経験から、靴は履き心地最優先。デザインはプレーンなものでいいので、つま先が広くて、ヒールも無いか安定していて3〜5cmぐらい。この条件を第一に探していました。試着は必須です。試着なくして靴は買ってはいけない。
私が行き着いた先はAkakuraで、1足15,000円ほど。高い!と思ったけど清水から飛び降りる覚悟で買いました。スクエアトゥで気に入るデザインが出た時には色違いも買った。
ボディケア、スキンケアに気をつかう
ボディケア
日焼け止めを塗って、お風呂で洗って落とすぐらいであまりケアらしいことをしていなかった。しかし環境のせいか、年齢のせいか肌はカサカサ。お手入れは必須だなと観念した。雑誌で見かけるロクシタンに憧れて買ってみると、香りはいいけれど乾燥肌の私には物足りなかった。ボディケアは未だにコレというのは決まっていない。最近はこれを使っている。
スキンケア
結構な乾燥肌なので、何よりも保湿重視。子供のころから唇はパリパリ→舐める→更に乾燥→唇の上の皮膚も舐める→鼻の下の皮膚までパリパリのパリパリエンドレス。リップクリームでは手に負えないほどに、冬場は唇まわりが恐ろしいことになっていた。
スキンケアは何を買っていいのか、どうしていいかわからず。化粧品専門店に行き、とりあえずラインで一式揃えて自分に合うものを取捨選択していきました。そのとき揃えたのはアルビオン。買う時にも経済的な負担を軽くしたかったので、お店の入っている商業施設のキャンペーンに乗っかるのが方針です。
化粧品専門店で買ってよかったのは、BAさんに相談ができて使い方も教えてもらえたこと。あなたには乳液何番で、〜〜〜って選んでくれるので、わからないところから入るのにはよかった。一式で約2万は正直負担と思ったが、*2BAさんの使い方指導込みなら十分アリ。特に初心者には、自分で調べて選ぶのはわけわからなくてしんどい。対面販売で買うのがいかに効率がよいかを実感しました。そして、使ってみて合わないと思ったら変えるを繰り返しています。
ドライヤーを買い換える
ドライヤーが壊れたので買い換え。私は基本的に物が壊れるかなくなるまで使うタイプ。ドライヤーなら絶対に壊れるまで使うので、ちょっと高くても良いものを買うことにした。高級ドライヤーが流行っていてたので、ラインナップも豊富。口コミもよかったパナソニックのナノケアを購入。いまだに現役で使っています。この頃からお給料も安定して、経済的に余裕ができてきました。

パナソニック ヘアドライヤー ナノケア ビビッドピンク EH-NA9B-VP
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下着を買い換える
この辺りから、長く使いそうなものはお金をかけてでも機能のよいものを選ぶが加速。
職場で退職者の送別会があり、集合写真をとったのですが、その写真が回ってきたときに自分の姿にショックを受けた。デブがおる…、顔は私なんだが、体がデカイ。体重だって158cm51kgだし、最近太ったとかではないし、周りの女子はめっちゃ細いかと言ったらそうではないし…どうして!?
写真をじっくり見て気がついたのがひとつ。胸とお腹の境目が無い。当時ユニクロのブラジャーを使っていたのだけれど、締め付けがなく楽だけどホールド感は皆無。胸がペタッとなってお腹との境目がなく、上半身のボリュームが大きい印象になっていました。
次の休日にすぐさま下着屋駆け込む。大手2社のワコールとトリンプで採寸、試着。ホールド感と立体感がありスッキリしていて太って見えないことを重視して試着。ワイヤーなしのタイプで探していたところ、ワコールのSUHADAのラインが希望に合致。自分のサイズを5組ほど購入。
パーソナルカラー診断を受ける
世の中には客観的に似合う色をおおまかに教えてくれるサービスがあるらしい…。しかしどこに行けばそれを受けられるの???みんなどうやって見つけるの???と探していたら、デパートの化粧品売り場で予約がとれるのを発見。
予約はWEBのみで、全く取れない。夜の0時に2週間後の予約が開始なのに、0時1分には満席になっている。しかも目当てのが何時に設定があるのかが事前にわからない仕様。希望の時間に目的のコースが出てこなくて、別の時間にしようと思って戻ると、その日の予約は満席。それか繋がった時には全部満席。それでも運良く死闘を勝ち抜けて予約がとれ、パーソナルカラー診断を受けてきました。
結果は一部スプリングもいけるサマータイプ。
好きな色と似合う色が大体一致していたのもあって、服や化粧品は買い換えるほどではなかった。良かった。しかし服や化粧品を買い揃える前に受けた方がいいなと思った。私の時は無料だったけれど、有料でもやってもらいたいし、その価値はあると思う。
パーソナルスタイル診断(骨格診断)を受ける
松坂屋のファッションナビで、パーソナルスタイル診断の予約がようやくとれたので受診。3,240円で、体の要所要所を触ってもらいながらの診断です。結果はウエーブスタイル。だいたい好みの服装と合っていたので、買い足す時に注意するぐらいです。
しかしファッションナビ自体が終了してしまった。印象診断もやってもらいたかったな。予約も取りづらく人気だったみたいだから、サービス終了のお知らせが来た時にはびっくりした。
眼瞼下垂の手術を受ける
生まれつきの重たい一重まぶたで上のまつ毛が下向きに生えていて*3、目に入る体質でした。かなり痛くて、常に細い針金で目を突かれているような痛み。
高校生の頃、母親に痛いからなんとかしたいと言ったことはあるのですが、=二重まぶたの整形がしたいと取られたようで、
「整形したいのか!!!そんな金はない!!!色気付くんじゃない!!!」と一蹴された過去があります。
それから逆まつげをなんとかする=整形の印象が強く残ってしまっていました。その後もアイドルが逆まつげの手術をしてたことがわかると、整形バッシングがあったりなどで、逆まつげの手術を受けたら叩かれたり非難されたりするんじゃないかと怖かった。
その後、頭痛と肩こりがひどくて行った整体で、「目を開けるのに、おでこの力を使ってるから頭と肩に来るんだよ。眼科行きなよ」と言われたのを機に眼科を受診。
「は?まぶたの力で目を開けるんだよ、普通」
「おでこのから眉ごと引き上げないと、目って開かないんじゃないの…」と思っていたので衝撃だった。
それを期に眼科へ行き、通常で瞳孔の半分も出ていない重度の眼瞼下垂症と診断。そもそもの不具合で実生活で困っているのに、治さない理由はないと手術を受けることを決意。
いざ受けたら、来院から会計まで30分ぐらいで終わった。公共交通機関必須かできればタクシー。費用は眼科の保険適用で30,000円ほど。
目を開いて感動しました。
まぶたの力だけで開く!おでこ使わない!こめかみが痛く無い!目がちくちくしない!針金さされてない!視界が明るい!*4目を動かすだけで上が見える!*5すごい!
こんなに快適ならもっと早くやればよかった。幸い誰も何も言って来なかったので、翌週から普通に仕事をしていました。気づいている人はいると思うけれど、ふれないでいてくれてありがたかった。分別のある素敵な人に囲まれたと思っています。
コンタクトレンズにする
重度の眼瞼下垂だったのでコンタクトレンズが入れれませんでした。目を開けられる大きさよりもコンタクトレンズの方が大きかった。コンタクトレンズにしようと思ってトライアルをしたことがあったけれど、眼科のお姉さんでも何度やっても入らなくて*6、諦めた。
しかし!眼瞼下垂の手術をしたことで、コンタクトレンズが入れられる目になった。ずっとメガネをかけていたが、長時間かけていると、目の奥にガツンと来る疲れで、気持ち悪くなって吐き気がを催していた。眼瞼下垂症の手術の事前の診察で、メガネの度が合っていないと指摘されたので作り直すぐらいならいっそ…と、今までできなかったコンタクトレンズに挑戦。今度はコンタクトレンズ屋さんでも難なくクリア。コンタクトレンズってこんなにスルッと入るものだったんだ…。
メガネのとき以上に色々なものが見えるようになりました。鏡に映る自分の顔を見たときは衝撃と言ったら。
顔が変!化粧が変!
メガネを外した状態で、さっぱり見えない中、化粧せざるを得ないので、ベースメイクでムラがひどくても、見えない。アイメイクなんかはレンズで隠れてしまうのでおざなりだったけど、これを機に練習を始めました。
化粧をする2
コンタクトレンズにしたことで、化粧の仕上がりを何も無い状態で、初めて見た。よく見えるようになって、気づいたことはたくさんある。粉はムラ付き、アイメイクは何もなし、チークの位置は左右高さが違う。これを機に化粧を見直し、ファンデーション、マスカラ、アイシャドウなども使うようにしました。見える状態で化粧すると、変化がすぐわかる。楽しい。今までのは何だったんだろうと言うぐらいに楽しい。
メイクが楽しくなって、デパコスにも手を伸ばすようになった。アイシャドウなどはなかなか減らず、使う期間が長くなりがちなので、時間と手間をかけて選ぶ。使う期間が長いものほど、お金をかけてでも似合って気に入るものを使っている。使っていて不満があると、小さな不満でも積み重なって大きな不満になり、他のものに目がいってしまうので、高くてもきちんと使い切ったほうが満足度は高いと思うのです。
大人としての振る舞いを身に付けたい
外見が変わって行くにつれて、ひしひしと感じたのは大人としての振る舞いができていないこと。でも具体的に何をしたらいいのか、何から手をつけていいのかわかりませんでした。まわりの方達は大人なのに自分だけ幼いままな気がして惨めな思いをした時もある。
今になって思えば、子供の頃からの人間関係における経験が足りなかった。親からは子供ではなくお手伝いさん、のように扱われていたので、一番はじめの人間関係である親子関係がうまく築けていなかった。
優しくされたという経験値が少ない。親は私に厳しい言葉ばかりだったし、他の人も厳しいことばかり言ってくるから、他人に対してもそういうものだと認識していた。私も厳しい言葉ばかり口にしていたと思う。だから人の気持ちを汲み取るなんてできなかったし、やり方もわからなかった。
本屋でこの本を見つけた時に、私に必要なのはコレだ!と直感的に思った。アメリカのドラマのような口調でポジティブ。今できないことは、できるようになればいい。できることからやっていけばいい。ポジティブガールの教科書の副題のままにポジティブで受け止めやすくて、まずこれをやってみようって思える。何をしていいのかわからない状態から、ひとつひとつ変えていった。外見をかえつつ、気になった項目から一つずつ取り入れていった。黙々と仕事をしたり、冷蔵庫の中を片付けたり。すこしずつこなせるようになって自信にもなっていった。
こちらは元々アメリカで出版された本なので、「タコスをバッグに入れない」など日本では無さそうなシチュエーションもあります。女性向けのように見えますが、メンタル・行動の要素が強く、男性にもおすすめです。
こちらは日本で書かれたものなので文化や内容も前2冊よりも日本向け。中のページも文字だけではなく読みやすさも○。
今からでも一つずつ身につけていけばよいのポジティブ精神は前2冊のほうが好き。
中身がないのが気になる
外見が変わって行くにつれて、内面的なものも気になるようになった。陰でアイツはモノを知らないと噂されてるのを耳にしたとき、とても悔しかった。
本をよく読むようにした。本屋さんの特設コーナーや目立つ棚、平置き。新刊も金額を気にせず読む。少し古いのは図書館で借りたりもする。
そこから気になったジャンルをもう少し読んでみたり。旅行もほとんど行ったことがなかったので、あちこち行ってみたり。やったことがないことも積極的にやってみるようになった。
人からの扱いが変わる
一番変わったのは、全く知らない赤の他人から、悪意を向けられる回数が明らかに減ったこと。歩いていてぶつかって来たのは相手なのに舌打ちとか、すれ違いざまに、「うっわwぶっさww」言われたり。
あとはレストランで他の席空いているのに、なんでそこ?って席に案内されたり。その他いろいろ。不意打ちでくるし、されるとすごく悲しくなるし自分が惨めになる。
外見が良くない=自分より下=俺のが上=何してもいいって考えなのでしょうか?理解できないし、したくもない。
そういうどこから飛んでくるかわからない悪意の数は激減した。
また、ご厚意をいただくことも増えました。人に優しくされた経験があまりなくて、どぎまぎしてしまうけれどもとても嬉しいです。舌打ちしないで助けてくれて本当に感謝しております。外見でこんなにも扱いが変わるのかと、驚きと同時に身にしみて感じました。
自分と向き合うのは苦しくて辛い
約3年の試行錯誤の中で、できていない自分を見るのは辛くて苦しかった。見るのだけでも辛いのに、見つめてできてないところを細かく見つけるのはもっと辛かった。ジムのスタジオで鏡に映る自分を見ては綺麗な先生と見比べて、劣っている自分の全てに×をつけたかった。その場から何度も逃げ出したくなりました。
でも何もしないでまた同じ状況に戻るのはもっと嫌だった。
今の状況が辛くて嫌で抜け出したくて努力しているのに、ここで投げ出したら元の木阿弥。いい加減に扱われたり、すれ違えば笑われたりの繰り返し。劣等感を抱えたままで、ただ時間だけが過ぎて死んでいくのがたまらなく嫌だと思った。そしてまた同じように状況にうんざりして、変わりたいと思って繰り返す。その時は今よりも年をとっていて身動きが取りづらくなっているかもしれない。そして、あの時やめなければと後悔するだろう。と。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。逃げたら何も変わらない、今日を乗り切ればいつか何かが変わる。はじめのうちは結果につながらなくて、そんなことばかり考えていました。今では逃げなくてよかったと思っています。
変わっていくのは楽しい
すこしずつですが外見の変化が現れてきて、それを見るのはとても楽しかった。時間とお金と手間をかけた分が結果に出やすくて、自分に投資ってこのことなんだ!としっくりきました。自分への投資はいわゆる勉学系のものだと思っていたので目から鱗。ただある程度までいくと頭打ちになる。時間と手間に対して結果が出にくくなると楽しくありません。分水嶺を見きわめるのも必要だなと思いました。また身なりを整えておくと、自分が快適に過ごせるのは新しい発見でした。
外見が変わって、一番変わったのは内面だった
外見が変わり、否定されることが減り、自分の努力が実っていく中で、自尊心や自己肯定感は高くなって行きました。以前とは比べ物にならないくらい高沸、爆アゲ。
否定されない環境になったことで、いろいろなことに積極的になりました。コンタクトレンズにしたことで運転に必要な視力が満たせたので*7自動車学校に通って、運転免許も取った。10代の子に混じって授業受けるのはちょっと恥ずかしかったりもしたけれど、年齢が近い指導員さんとの異業種の仕事の話は、それはそれで楽しめた。
精神的な面で、とても安定してきて、おどおどビクビクすることも少なくなりました。目立たないように暗い色の服ばかりで来ていたのが嘘のように、明るい色を選べるようになりました。自信がないと明るい色を選べない。ターゲットにならないようにするしか身を守る方法がない。しかし目をつけられると、暗い色で目立たないようにしたのに、それをネタにけなされる。
以前と比べると、とても自分を大切にできるようになった。そして自分を大事にできるようになるにつれて、他人にも優しくできるようになるになっていった。否定ばかりされていると心の余裕もなくなって何もいいことがなかった。
以前の私、ただの嫌なヤツだったと思う。あの頃傷つけてしまった人たち、本当にごめんなさい。でも、散々人をけなしておいて、いざ自分が言い返されたら 、「ひどいこと言われた」って周りに泣きついたアイツのことだけは許さない。
また他人をネタにして笑い者にするだけの人たちから、できるだけ離れるようにしていました。関わっても良いことは無い。そうしているうちに、いつの間にか本当に関わらなくなりました。ターゲットを別の人に移したのでしょう。
他人を笑い者にする人たちやいい加減に扱う人たちは私の人生には必要がないから、もう関わらなくていい。その分私を大切にしてくれる人を、大切にしたいと思えるようにもなった。
育った家庭環境、服装、眼瞼下垂症などで、普通の人が当たり前のように立てていたスタートラインに立てなかった。外見だけで言えば、マイナスからのスタート。それを自分の努力で外見を変え、結果を得たことが自信になっている。自信が持てるようになりたかったんだ、やっと人間になれた。
自分の力で掴み取って人生のスタートラインに立てた。これからは今までよりもずっと良い人生を送れると思っている。